とある開発を行うために開発環境が必要になったので、設定しました。
- Windows7 64bit
- XAMPP 1.8.1(PHP 5.4.7)
これにMySQLも必要な環境だったけれど、今回のお話には関係ないので・・・
まず・・・
このXAMPP環境で、eps画像をアップロードして、それをWEBで表示するためにjpgかpngに変換する必要があった。
GDは標準でインストールされていたけど、ImageMagickもインストールする必要があるらしく、いろいろ探したんだけどバージョンにあった資料があまりなかったので、後学と備忘録のためにメモ。
設定
必要なファイルをすべてダウンロードします。
- Microsoft公式サイトから「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ(x86)」ファイル(x64はこちら)
こちらのサイトから「imagick-php54-php53.tgz」ファイル(2017/9/6 リンク切れになっていました。こちらからダウンロードできます。)- GhostScriptのSourceforgeサイトから「gs907w32.exe」ファイル
まず「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ(x86)」をインストールします。
インストール、再起動が終わったら、「imagick-php54-php53.tgz」を解凍して、その中にあるphp54フォルダの「php_imagick_ts.dll」と「ImageMagick-6.8.0-vc9」フォルダを以下のアドレスにコピーします。
c:\xampp\php\ext
そして、Windowsの環境変数にある「Path」にパスを追加します。
「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」の左メニューにある「システムの詳細設定」をクリック。
「詳細設定」タブにある「環境変数」をクリック。
「システム環境変数」にある「Path」を選択して「編集」をクリック。
「C:\xampp\php\ext\ImageMagick-6.8.0-vc9;」を先頭か最後に追加します。(今ある情報を消さないように注意!)
さらに、c:\xampp\php\php.iniの「extension=」が追加されている最後部くらいに以下を追加します。
「extension=php_imagick_ts.dll」
ここまですると、phpinfo()にimagickの項目が表示されるはずです。
これでjpg、pngなどの相互変換はできますが、epsは扱えないので、扱えるようにGhostScriptをインストールします。
「gs907w32.exe」をインストールすると以下のファイルで変換できました。
<?php try{ $im = new Imagick('C:\xampp\htdocs\test.eps'); $im->writeImage('C:\xampp\htdocs\test.jpg'); echo 'converted !'; }catch(Exception $e){ echo 'ERROR! :'; echo $e->getMessage(); }
これでやりたいことが出来そうだ。
おかげさまでインストールできました! 備忘録ありがとうございました!
nanさん
お役に立てたようで何よりです。意外と環境やPHPの各バージョンに合った簡単な導入方法というのが、ないんですよねぇ。
Gosh, I wish I would have had that inoaimftron earlier!
Thanks for shagrni. Always good to find a real expert.