国産のCMSツール「baserCMS」をテストしてみました。テスト環境はこちら。
公式には2009年から制作が開始され(クローズドでは2008年末)、現在バージョン2系まで更新されています。
baserCMSがWordpressなどのブログツールとは違い企業サイトに向いているのは、CMS(Contents Management System:Wikipedia)として作り込まれているためです。
公式サイトの キャッチコピーも「コーポレートサイトにちょうどいい」となっています。
メリット・デメリットはそれぞれあると思いますが、カンタンに思いつくものは以下のものです。
項目 | baserCMS | WordPress |
---|---|---|
用途 | 企業サイト | ブログサイト |
ブログ記事の書きやすさ | ブログ機能もあり | ブログがメイン |
メールフォーム | 標準機能 | プラグインで導入可能 |
携帯・スマホサイト | 標準機能 | プラグインで導入可能 |
無料テンプレート | 数種類 | 豊富 |
無料プラグイン | 数種類 | 豊富 |
その他 | 発展途上で、先行きが見えない | 長年の運用実績がある |
国産でフォーラムも日本語対応 | 海外発祥だが、日本での実績多数 |
基本はcakePHPをベースに作っているので、cakePHPやMVC(Model,View,Controller:Wikipedia)を理解していれば、テンプレ制作も比較的簡単じゃないかと思います。
僕もcakePHPを使った開発はお手伝いしたことあるので、そのへんは薄ぼんやりと理解できているハズです。。。
同じような国産のオープンソースプロジェクトとしては、以前EC-CUBEを利用したことがありますが、こちらもかれこれ5年以上経つので、こんな風に国産のOSSが増えてくるといいですね。